一眼カメラを買って撮影していくうちに、「もう少し遠くのものを写したい」とか「花をドアップで写したい」とか色々と新しい欲が出てきたりします
そこでレンズ買ってみようかなーなんて考えるわけですが
いざレンズを買おうと思うと
ちょっと待てよ…そもそもどんなレンズ買えばいいんだ?
自分が撮りたいものを思い通りに写すためには何を基準にレンズ選びをすればいいんだろう
みたいな疑問が生まれてきます
そこでこの記事では
・そもそもレンズの種類がわからないんだけど…
・レンズによってどんな写り方の違いがあるんだろう?
・初心者でも使いやすいレンズってどんなものだろう?
こういった疑問に答えていきたいと思います
この記事を書いている私は、趣味でカメラを始めて6年ほど風景を主に撮っています。
ミラーレス歴3年、一眼歴3年のアマチュアカメラマンです。
将来は副業で写真販売を目標に活動中です。
1.一眼カメラで使うレンズの種類をまとめました
一眼カメラで使うレンズを大きく分けると
の2つに分けることができます
ここではこの2つのレンズの特徴について説明していきたいと思います
その1 ズームレンズ
ズームレンズはズバリ!ズームができるレンズです(笑)
いや、そのまんまじゃねーか!という声も聞こえてきそうですが…
本当にそのまんまなんです
ズームレンズは撮影者が動かなくてもレンズのリングをクルクル回して被写体を大きくしたり小さくしたりできるレンズです
お店に展示してあるカメラには、たいていこのズームレンズがついています
もしお店でレンズを伸び縮みさせて遊んだ経験がある方は、それをイメージしてもらえればいいです
ズームレンズは、たとえば
「これ以上被写体に寄れないけどもっと大きく写したい」
みたいなシチュエーションのときに便利なレンズです
こんな時にはズームレンズが便利です
その2 単焦点レンズ
単焦点レンズはズームレンズとは違いズームができないレンズです
説明が手抜きのようですが本当にそうなんです😅
単焦点レンズはその構造上
「ズームができない」=「撮影者が動いて画角や構図を決める」
という使い方になります
それでも思い通りの構図にならなければ、そこでの撮影は諦めるかレンズを交換するかになります
「こんな不便なレンズ、何で使うの?」
と思われる方もいると思いますが、あえて単焦点レンズを使う理由
それは、
「写りがキレイ!」
だからです
・・・は??? それだけ? と思いました?(笑)
ぶっちゃけそれだけです
単焦点レンズは色々と面倒くさいですが
「単焦点レンズのメリット」>「面倒くささ」
と感じたなら単焦点レンズを購入することをお勧めします
2.レンズに書いてある色々な数字の意味
レンズや各メーカーのカタログなんかにはレンズの性能を表す数字が何やらたくさん書いてありますね
何のこっちゃサッパリわからんという方がほとんどではないでしょうか
そこでレンズのここだけは押さえておきましょうという数字を紹介します
まずレンズに書いてある数字を見てみましょう
私はキヤノンユーザーなのでキヤノンのレンズを例にとりますが基本的にどのメーカーも同じです
EF-S 24mm F2.8 STM
ここではこの2つの数字にどんな意味があるのか説明していきます
その1 焦点距離
焦点距離はピントを合わせたときのレンズから撮像素子(イメージセンサー)までの距離です
レンズを観察してみてください
すると先ほど例に挙げた24㎜とか18-55㎜などミリメートルで書かれている部分があります
それが焦点距離です
焦点距離が小さいとより広い範囲を写すことができます
逆に数字が大きくなるにつれて写せる範囲が小さくなります
焦点距離によるレンズの分類
レンズには焦点距離によって大まかな呼び方があります
広角レンズ
広い範囲を切り取ることができるレンズです
例えば目の前が開けた風景を広い範囲で撮りたい時などに使います
また、ファインダーを覗いてみて撮りたい部分が収まりきらないときは広角レンズにします
標準レンズ
見た目の風景に近い範囲を切り取ることができます
初心者には一番使いやすい画角で撮れるレンズではないでしょうか
散歩に一緒に持っていくと便利なレンズです
望遠レンズ
望遠レンズでは100㎜くらいのものを中望遠レンズ、200㎜以上を望遠レンズと呼ぶことがあります
望遠レンズは遠くのものを大きくアップで写すことができるのが大きな特徴です
また、「圧縮効果」といって背景が近くに見える効果もありますので標準レンズや広角レンズとは違う遠近感を演出することもできるので使いこなすと面白いレンズです
その2 解放F値(絞り値)
解放F値は理解するのがかなり難しいです
私はカメラを理解するとき最後まで理解ができませんでした
F値は光が通る穴の大きさを数字で表したものです
F値は小さい値から1 1.4 2 2.8 4 5.6 8 11 16 となんともわかりづらい中途半端な数字が並びます
解放F値はそのレンズがもつF値で一番小さい値になります
自分の経験上、ここでいろいろ解説してしまうと頭がパンクしてしまうので
今はこんな感じなんだなということがわかれば十分です
F値が小さい「よくボケる」⇔F値が大きい「全体にピントが合う」
F値が小さい「明るく撮れる」⇔F値が大きい「暗く撮れる」
3.初心者にも使いやすいレンズ
初心者が使いやすいレンズは「標準ズームレンズ」です
カメラを買ったときについてくるキットレンズですね
標準ズームレンズは、画角が肉眼で見える景色に近いので撮れる写真のイメージがつきやすいです
標準レンズとは焦点距離が50㎜前後のレンズということになります
賛否両論あるキットレンズですが、入門レンズとして使いやすいものを各メーカーともつけてくれています
そして、キットレンズで物足りなくなったら次のステップに進んでね!というメッセージが込められているんじゃないかなと…
キットレンズは解放F値がF3.5とかF4あたりのものが多いので、もう少しボケた写真を撮りたいたなって欲求が出てきたらF1.4とかF2.8の単焦点レンズを買ってみるのも全然アリだと思います
ずっとオートで撮ってたなという方もこれを機会にオート撮影を卒業してF値やISO感度をいじってみて色々な撮影テクニックにチャレンジしてみてください
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